シニア世代でピアノを始める!アプリで定年後の趣味も充実
定年後の生活。自由な時間が増え、新しい趣味を始めるチャンスです。71歳、退職間近にアプリでピアノを始めた、アネットさんのお話をご紹介します。
71歳のアネット・Oさんは、クリスマスに、夫と共にギターとフルートの演奏に挑戦しました。しかし、残念ながら演奏は悲惨な結果に終わってしまい、落ち込んでいました。そんなアネットさんですが、気分を変えて、ピアノを始めてみることにしました。
キーボードを買い、ピアノの先生を見つけ、準備万端という時でした。
コロナ禍で、ピアノ教室に行くことができなくなってしまったのです。アネットさんは「一人では買ったばかりのキーボードを使いこなせず、やる気を失っていました」と語ります。
しかしアネットさんの、ピアノを学びたいという思いは変わりませんでした。「ロックダウン期間中は、色々な事が制限されていたので、精神面の健康を保つことを心がけていました。そのため、気晴らしになり達成感が得られる、意味のある事を始めたいと思ったのです」 。そんな時、ピアノの先生がすすめてくれたのが、ピアノ練習アプリflowkeyでした。
flowkeyの充実したサポート体制
最初、アネットさんはアプリの使い方がよくわからなかったそうです。しかし、flowkeyのサポートチームに連絡し、使い方を教えてもらい、すぐにアプリを使いこなせるようになりました。
「flowkeyはとても論理的に作られているので、初心者でも使いやすいです。コースでは段階的に学べるレッスンで、基礎から学ぶことができます。でも私のように、すでに他の楽器で音楽の知識を持っている人は、一部をスキップしても大丈夫。レッスンは何度でも繰り返し復習ができますよ」。
あらゆる音楽ジャンルを網羅
アプリに収録されている曲の豊富さも、flowkeyの魅力だといいます。「曲の種類が多いので、コースでのレッスン以外にも、自分の弾きたい曲でピアノが練習できるんです」。
アネットさんはフォークソングやクラシック音楽を聴いて育ち、大人になってからはソウル、ポップス、ジャズ、タンゴなどを好んで聴いていました。
「テクノとか、今流行りの音楽はちょっと分かりませんけど(笑)」。flowkeyで『グリーンスリーブス』に『ハレルヤ』、ヘルベルト・グレーネマイヤーにレナード・コーエンまで、様々なジャンルの曲に挑戦しました。
今はグラウプナーの『ブーレ』を重点的に練習している彼女いわく、「美しい曲なのですが、毎回少なくとも1度は間違えてしまいます。でも段々慣れてきたので、もうすぐ弾けるようになると思います」。
両手でも弾けるように
現在のアネットさんのキーボードスキルはどのくらいなのでしょうか? ご本人によると、
- 左右の手で交互に弾くのは「全然大丈夫」。
- 左手のヘ音記号は「だいたい理解できる」。
- 両手で同時に弾くのは「小節ごとに練習するのは大変。でも難しそうに見えても、必ず弾けるようになると思う」。
とのこと。
「もちろんこの歳になると、昔に比べて学習速度は遅くなりました。でもその分、小さな目標の達成が以前よりもずっと嬉しく感じますね」。アネットさんは、知人にもflowkeyアプリをおすすめしているそうです。
71歳になり、心理療法士の仕事をそろそろ引退しようと考えている彼女。「やっと新しい事に挑戦できる時間が作れるようになりました。定年退職後の生活の変化を恐れる人もいるけど、私はむしろ楽しみです。早く音楽の趣味に没頭したいです」。
「先週、初めて夫のギターに合わせて『バンクス・オブ・オハイオ』のセッションを行い、とても刺激的で幸せな時間を過ごしました。とても上手くいったので、これからもセッションをしていきたいです」と熱心に報告してくれました。ピアノを始めるのに、遅すぎるなんてことはありません。
関連記事
大人になってから始めてもピアノは上達する?
flowkeyのユーザーの中には、大人になってからピアノを始めたという方も珍しくありません。でもやっぱりピアノは子供の時からやっておくべきなのでしょうか? そんな不安や疑問にお答えします。
ピアノ初心者が音楽理論の基礎を学ぶべき理由とは?
音楽「理論」と聞くと、なんとなく難しそうに感じるかもしれません。でも、ピアノを演奏する上で、理論を理解する事はとても大事。今回の記事では、なぜ音楽理論の基礎を学ぶ価値があるのかをご紹介します。
ピアノを弾く事で得られるメリットと向上する6つの能力
楽器を練習することで、どんな能力が身につくのでしょう。音感?リズム感? いいえ、実はそれだけではありません。人生の様々なシーンで役立つ、大事な能力がアップするのです。
どんなピアノ曲でも弾けるようになる4つのコツ
少し難しいピアノ曲にチャレンジする際、なかなか上達せずに諦めてしまうこともありますね。そんな時は、今回ご紹介する4つのコツを意識してみましょう。